葬儀にはお金がかかりますが、その補助として「葬祭費」という制度があります。お住まいの地域によって支給額は異なりますが、東京23区にお住まいの方が亡くなられた場合は5~7万円が支給されます。ただし、この補助金は自動的に支給されるものではなく、正しい手続きを行う必要があります。
この支給を受けるためには、亡くなった方が国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入していたことが条件となります。また、申請できるのは葬儀を行った方です。
申請は、各区の「保険年金課」の窓口で行います。申請期限は、亡くなった方の葬儀を行った日の翌日から2年以内になっていますので、注意が必要です。
申請に必要なものとして、葬儀の領収書(原本。ただし、自治体によっては会葬礼状で代替できる場合もあります)、口座番号が確認できるもの、印鑑などが挙げられます。詳細は、お住まいの自治体のホームページなどをご確認ください。これらを準備し、早めの手続きを行うことをお勧めします。
書類提出後、審査を経て指定の口座へ振込されます。通常1〜2ヶ月程度ですが、申請内容に不備があると支給が遅れることもあります。
「葬祭費」は、故人が国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入していた場合に支給される給付金です。一方、故人が協会けんぽなどの社会保険に加入していた場合には、「埋葬料」という別の給付金が支給されます。これらの制度には違いがありますので、詳細については別の記事で解説いたします。いずれの場合も、申請を忘れずに行い、必要な補助を受けられるようにしましょう。
